新たに追加した「旧FC2ブログ」というカテゴリのデータは、私が以前FC2で書いていたブログのデータをインポートしたものです。
このブログは、基本的に「本(書籍)」がテーマだったので、本にからめた内容になっています。
最初の方は結構、格調高く書いていましたが、だんだんテキトーになってしまいました。その辺が、なんとも私らしい(笑)
でも、ここで最初の頃書いていたような事(江戸の地図のこととか、隅田川のこととか)は、今でも、もっと色々調べてみたいなあと思っているテーマです。
2008年03月22日
FC2ブログから記事をインポートしました
posted by HANA at 00:32| 旧FC2ブログ
2007年03月31日
ダムマニア、工場萌え
ネットで調べものをしていたら、「ダムマニア」なるサイトに行き当たった。
ダムって、カラオケの機種じゃないですよ。あの、水をせき止めるダム。
いろんなマニアがいるもんだ。。。
と思っていたら、新聞朝刊1面下に「工場萌え」なる本の広告を発見!
ブログサイト:工場萌えな日々
工場の外観を「美しい」と感じ、鑑賞する、というスタンスのようなのだが、私だったら外観より、中で行われていることのほうに興味がある。
「世界一受けたい授業」でやってたような、いろいろなものの製造ラインや、ピタゴラスイッチの「きょうのロボット」にでてくる働くロボットやを見るのはすごく面白い。
特に「ガスタンクに登って傷がないかどうか調べるロボット」「米袋を積み上げるロボット」はキュートだったなあ。
「働くロボット萌え」サイトつくるか? <すでにありそう(笑)
ダムって、カラオケの機種じゃないですよ。あの、水をせき止めるダム。
いろんなマニアがいるもんだ。。。
と思っていたら、新聞朝刊1面下に「工場萌え」なる本の広告を発見!
![]() | 工場萌え 大山 顕 (2007/03) 東京書籍 この商品の詳細を見る |
ブログサイト:工場萌えな日々
工場の外観を「美しい」と感じ、鑑賞する、というスタンスのようなのだが、私だったら外観より、中で行われていることのほうに興味がある。
「世界一受けたい授業」でやってたような、いろいろなものの製造ラインや、ピタゴラスイッチの「きょうのロボット」にでてくる働くロボットやを見るのはすごく面白い。
特に「ガスタンクに登って傷がないかどうか調べるロボット」「米袋を積み上げるロボット」はキュートだったなあ。
「働くロボット萌え」サイトつくるか? <すでにありそう(笑)
posted by HANA at 12:00| 旧FC2ブログ
2007年03月30日
おた☆スケ手帳
Amazonさんから、以前に買った本と関連のある本のおすすめメールが来ることがありますが、先日こんなのがきました。
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Amazon.co.jpのお客様へ、
Amazon.co.jpで、以前に高橋 麻奈の『やさしいXML』をチェックされたお客様に、ぽよよん・ろっくの『おた☆スケ手帳(おたくのスケジュール手帳)』のご案内をお送りしています。 ぽよよん・ろっく著『おた☆スケ手帳(おたくのスケジュール手帳)』- 、2007年4月1日発売予定です。 ご予約は以下をクリック。
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プログラミングぽい本なんかチェックすると、それだけでもう「おたく」とみなされてしまうのか?(笑)
でも面白いので、商品紹介を読んでみる。
>(キャラクター紹介)「メガネっ子、園児っぽい洋服、なのに絶対領域装備というあざといキャラクターだ。」
・・・さ、さようですか(笑)
>カレンダー部分にはコミックマーケットに代表される大きなイベントの日程があらかじめ印刷済み。
>「イベント準備持ち物チェック表」「コスプレイヤー登録帳」などのこれまた特殊なリフィルや、秋葉原、日本橋のその手の店だけが登録されている地図も収録されている。
ふううぅん・・・
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![]() | おた☆スケ手帳(おたくのスケジュール手帳) ぽよよん・ろっく (2007/04/01) ソフトバンク クリエイティブ この商品の詳細を見る |
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プログラミングぽい本なんかチェックすると、それだけでもう「おたく」とみなされてしまうのか?(笑)
でも面白いので、商品紹介を読んでみる。
>(キャラクター紹介)「メガネっ子、園児っぽい洋服、なのに絶対領域装備というあざといキャラクターだ。」
・・・さ、さようですか(笑)
>カレンダー部分にはコミックマーケットに代表される大きなイベントの日程があらかじめ印刷済み。
>「イベント準備持ち物チェック表」「コスプレイヤー登録帳」などのこれまた特殊なリフィルや、秋葉原、日本橋のその手の店だけが登録されている地図も収録されている。
ふううぅん・・・
posted by HANA at 13:00| 旧FC2ブログ
2007年03月27日
2006年12月13日
ピタゴラ装置
NHK教育テレビの「ピタゴラスイッチ」の「ピタゴラ装置」がお気に入りで、友人などにその素晴らしさを語ってきたつもりですが、あんまり誰も相手にしてくれません(笑)
でも、うちのダンナは、さすがに私のダンナというだけのことはあります!一度ビデオにとって見せたら「おおー」と感心してくれて、下記に紹介する本やDVDも買ってくれましたヽ(^o^)丿 こういう時こそ私は、「ああ、この人と結婚してよかった〜」とつくづく思います(笑)
のろけ(?)はさておき。
ピタゴラ装置というのは、ドミノ倒しみたいなものなのですが、その巧妙さ、意外性、面白さは並大抵ではありません。そして、何気なくその辺にあるものを並べているようでいて、実はかなりビジュアル的にセンスの良い品物(洋書、外国製のおしゃれな文房具やキッチン用品)を選んで使っていると思うのです。そのシンプルな美しさも魅力。あれが、本当にその辺の身近なものを並べていたのだったら、すごく貧乏くさくなると思います。
私など、毎回、口をあんぐりあけて見入ってしまいます。一人で見ているのに、絶対「おお〜!」と声をあげずにおれません。
DVDを入手したものの、もったいなくてまだ見ていません(笑)
だってこれ、とても「何かをしながら」なんて見られないのです。
ご飯食べながら、とか絶対NG。一瞬たりとも目を離したら、もったいないもん(笑)
時間があるときに、腰を据えて見たいと思っています。
★これもすごい!
ピタゴラ装置を制作している慶応義塾大学佐藤雅彦先生の「しかけ本」
こちらも「おお〜」と、つい声をあげてしまうこと間違いなし。
でも、うちのダンナは、さすがに私のダンナというだけのことはあります!一度ビデオにとって見せたら「おおー」と感心してくれて、下記に紹介する本やDVDも買ってくれましたヽ(^o^)丿 こういう時こそ私は、「ああ、この人と結婚してよかった〜」とつくづく思います(笑)
のろけ(?)はさておき。
ピタゴラ装置というのは、ドミノ倒しみたいなものなのですが、その巧妙さ、意外性、面白さは並大抵ではありません。そして、何気なくその辺にあるものを並べているようでいて、実はかなりビジュアル的にセンスの良い品物(洋書、外国製のおしゃれな文房具やキッチン用品)を選んで使っていると思うのです。そのシンプルな美しさも魅力。あれが、本当にその辺の身近なものを並べていたのだったら、すごく貧乏くさくなると思います。
私など、毎回、口をあんぐりあけて見入ってしまいます。一人で見ているのに、絶対「おお〜!」と声をあげずにおれません。
DVDを入手したものの、もったいなくてまだ見ていません(笑)
だってこれ、とても「何かをしながら」なんて見られないのです。
ご飯食べながら、とか絶対NG。一瞬たりとも目を離したら、もったいないもん(笑)
時間があるときに、腰を据えて見たいと思っています。
![]() | ピタゴラ装置DVDブック〈1〉 (2006/12) 小学館 この商品の詳細を見る |
★これもすごい!
ピタゴラ装置を制作している慶応義塾大学佐藤雅彦先生の「しかけ本」
こちらも「おお〜」と、つい声をあげてしまうこと間違いなし。
![]() | 任意の点P 慶応義塾大学佐藤雅彦研究室、佐藤 雅彦 他 (2003/04) 美術出版社 この商品の詳細を見る |
posted by HANA at 17:31| 旧FC2ブログ
2006年11月30日
江戸東京重ね地図
「東京時代MAP―大江戸編」という本のことを先日(2006-11-24)書きました。現代地図がトレーシングペーパーのような半透明の紙に印刷されていて、昔の地図に重ねてあるものです。これで感動していた私ですが、もっとすごいものがありました。本ではなくソフトです。
---全方向への自由なドラッグ移動、江戸と現代の自由な重ね合わせ1/2000から1/4000までの自由な拡大縮小、各分類項目からの柔軟な地点検索などの機能を使って江戸、及び現代の地図を閲覧。 ---
---『尾張屋板切絵図』30枚を基本地図画面の切絵図ボタン、または切絵一覧メニューより呼び出すことができる。 ---
江戸の地図に現代地図が重ねてあって、透け具合を調整することもできる。(PhotoShop等の画像処理ソフトでいう「レイヤー」のようなものか)プリントアウトもできる。
た、楽しそう〜。
そうですよね〜。このくらいのものあっても不思議ではないですよね。でも、私はなにしろこの分野(歴史地図)に最近目覚めたものですから、何もかもが新発見で、うれしくなってしまうのでした(笑)
![]() 江戸東京重ね地図 |
---『尾張屋板切絵図』30枚を基本地図画面の切絵図ボタン、または切絵一覧メニューより呼び出すことができる。 ---
江戸の地図に現代地図が重ねてあって、透け具合を調整することもできる。(PhotoShop等の画像処理ソフトでいう「レイヤー」のようなものか)プリントアウトもできる。
た、楽しそう〜。
そうですよね〜。このくらいのものあっても不思議ではないですよね。でも、私はなにしろこの分野(歴史地図)に最近目覚めたものですから、何もかもが新発見で、うれしくなってしまうのでした(笑)
posted by HANA at 20:13| 旧FC2ブログ
2006年11月29日
酉の市

「三の酉まである年は火事や、災いが多い」なんていいますね。
今年(平成18年)は、三の酉まである年です。
一の酉が11月4日、二の酉11月16日、三の酉11月28日。
酉の市といえば浅草が有名ですよね。
私は人ごみが嫌いなので、お祭りとか「市」にはあまり行かないのですが、地元足立区の「花畑大鷲神社」が酉の市の元祖だということを最近になって初めて知り、おととし初めて行ってみました。現在、都内で10数カ所の酉の市が開催されてるそうですが、江戸時代から続いているのは浅草の鷲神社と花畑の大鷲神社だということです。
おととしはウォーキングをかねて歩いて行きました(往復8Km)。今年は自転車で行きました(片道20分位かな?)。交通が不便な場所なので公共交通機関を使って行こうとしたらすごく、大変な場所のではないかと思います。だからあまり有名になれなかったのかも(笑)
私が行ったのは2回とも午前中なので、人はさほど多くありませんでした。でも、参堂の左右にはずらっと屋台が並んでいて、それなりの雰囲気はあります。夕方はもっとにぎわうのかもしれません。
今年の二の酉に行った後、知人のブログを見ていたら、こんな一文があり興味を持ちました。
『浅草の酉の市でも昔の定番の切山椒の屋台はあったが、ヤツガシラの屋台はなかった』
酉の市といえば熊手を買うというくらいのことしか知らなかった私は、またもや目からウロコ。「ヤツガシラ」はわかるけど、「切山椒」って何???
調べてみたら・・・お菓子なのだそうです。
「ヤツガシラ」「切山椒」の由来など
花畑大鷲神社ではヤツガシラや切山椒は売っていたんだろうか?
来年は、お参りと熊手を買うだけですませないで、屋台もちゃんとチェックしてみたいです。
花畑大鷲神社HP
http://www.geocities.jp/hanahata0/
浅草・鷲神社の酉の市HP
http://www.otorisama.or.jp/torinoichi.html
posted by HANA at 17:57
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2006年11月24日
大江戸温泉物語

大江戸温泉物語に初めて行ってきました。平日なのでわりとすいていて、のんびりできました。でも、露天の足湯、お風呂やリラクゼーションコーナーなどは、人が少なくてよかったと思うけど、飲食店や娯楽施設が並んだ「広小路」「八百八町」と称したアミューズメントエリアは、江戸のにぎやかな街並っていうコンセプトだろうから、もうちょっと人が多いほうが盛り上がっていいのかも(笑)
町火消しの衣装を模した綿入れ半纏、和柄のTシャツなんかをたくさん買ってしまい、帰りは大荷物。お財布は文字通りすっからかんになりました(笑)
◆今日の一冊◆
江戸城は波打ち際?(2006/10/02)で、地図のことを書きましたけれど、また地図関係で面白い本を見つけました。東京時代MAP 大江戸編。
前に紹介した切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩では、見開きの左ページに昔の地図、右ページに現代の地図が載っていて左右を見比べるという風になっているのですが、地図そのものは同じ形ではないんです。左側の地図は昔の資料そのままなので、右の地図のある場所が右の地図ではどこに当たるのかというのを探すのが結構大変でした。
それに比べて、こちらは現代地図がトレーシングペーパーのような半透明の紙に印刷されていて、昔の地図に重ねてあるのです。もちろん地図の形はぴったり一致しているので、江戸地図と現代地図の比較が簡単!これは楽しい♪
「宮部みゆきの物語を歩く」のコーナーもあり。
![]() | 東京時代MAP―大江戸編 新創社 (2005/10) 光村推古書院 この商品の詳細を見る |
posted by HANA at 13:49| 旧FC2ブログ
2006年10月26日
隅田川と荒川
――日本の古典に登場する「都鳥」は、現在の和名がミヤコドリである鳥ではなく、ユリカモメを指すとされる。 その根拠は、伊勢物語の「九段 東下り」である。
なほゆきゆきて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。(中略)さるをりしも、白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡しもりに問ひければ、「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、『名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。――(Wikipediaユリカモメの項より)
さて、ややこしい話をもうひとつ(笑)
ここで「都鳥」がいる川として書かれている「すみだがわ(隅田川)」って、どこのことでしょうか?
「え?隅田川は、今も昔も隅田川じゃないの?」
違うんですね。これが。
この件は、私が最近、最もハマっているテーマなのだが、現在の隅田川と荒川ほか周辺の川の関係は、それはそれはややこしいのだ。
自分の言葉で説明するほどまでに、まだ消化しきれていないので、また引用。
――現在「隅田川」と呼ばれている川は、元々は入間川の下流部であり、1683年(貞享3年)また一説によれば寛永年間(1622年-1643年)までは下総国と武蔵国の国境であった。1629年(寛永6年)の荒川瀬替えにより、荒川の本流となったが、洪水を防ぐ為に明治末期から昭和初期にかけて岩淵水門から河口までの荒川放水路が建設され、こちらが現在「荒川」と呼ばれている。――
(Wikipedia隅田川の項より)→古隅田川
――「荒川放水路」は1965年(昭和40年)に正式に荒川の本流とされ、それに伴い岩淵水門より分かれる旧荒川全体が「隅田川」となった。それまでは現在の千住大橋付近までが荒川、それより下流域が隅田川と区別されていた。――
(Wikipedia荒川放水路の項より)
だから現在、荒川区に荒川は流れていない。
荒川区を流れている部分の隅田川が、昔は荒川だったのだ。
なほゆきゆきて、武蔵の国と下つ総の国との中に、いと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。(中略)さるをりしも、白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡しもりに問ひければ、「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、『名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』とよめりければ、舟こぞりて泣きにけり。――(Wikipediaユリカモメの項より)
さて、ややこしい話をもうひとつ(笑)
ここで「都鳥」がいる川として書かれている「すみだがわ(隅田川)」って、どこのことでしょうか?
「え?隅田川は、今も昔も隅田川じゃないの?」
違うんですね。これが。
この件は、私が最近、最もハマっているテーマなのだが、現在の隅田川と荒川ほか周辺の川の関係は、それはそれはややこしいのだ。
自分の言葉で説明するほどまでに、まだ消化しきれていないので、また引用。
――現在「隅田川」と呼ばれている川は、元々は入間川の下流部であり、1683年(貞享3年)また一説によれば寛永年間(1622年-1643年)までは下総国と武蔵国の国境であった。1629年(寛永6年)の荒川瀬替えにより、荒川の本流となったが、洪水を防ぐ為に明治末期から昭和初期にかけて岩淵水門から河口までの荒川放水路が建設され、こちらが現在「荒川」と呼ばれている。――
(Wikipedia隅田川の項より)→古隅田川
――「荒川放水路」は1965年(昭和40年)に正式に荒川の本流とされ、それに伴い岩淵水門より分かれる旧荒川全体が「隅田川」となった。それまでは現在の千住大橋付近までが荒川、それより下流域が隅田川と区別されていた。――
(Wikipedia荒川放水路の項より)
だから現在、荒川区に荒川は流れていない。
荒川区を流れている部分の隅田川が、昔は荒川だったのだ。
posted by HANA at 15:38| 旧FC2ブログ
2006年10月25日
ゆりかもめと「都鳥」
一般に栴檀と呼ばれる木が「栴檀は双葉より芳し」の栴檀ではないという話のように、ややこしい話はいろいろある。
前にmixiの日記にもちょっと書いたのだが、「ゆりかもめ(百合鴎)」と「みやこどり(都鳥)」の話。
私は単純に「ゆりかもめ」の別名が「みやこどり」なのだと思っていたのだが、実は「ゆりかもめ」という鳥と「みやこどり」という鳥は全く違う鳥なのだそうだ。「ゆりかもめ」はカモメ科、「みやこどり」はミヤコドリ科。
それではなぜ「ゆりかもめ」と「みやこどり」が混同されているかというと、中世の日本で「都鳥」と言われていた鳥は、現在の「みやこどり」と言われているミヤコドリ科の「みやこどり」ではなく、「ゆりかもめ」のことを指しているらしいという説があるからなのだ。
おまけに、東京都の都鳥(とちょう=「と」の鳥)はユリカモメなのである。
都鳥(とちょう)は、都鳥(みやこどり)ではないのだ。
・・・書いていても、何がなにやらわからなくなってくる(笑)
ああ、ややこしや〜。ややこしや〜。
・Wikipedia:ユリカモメの項
・Wikipedia:ミヤコドリの項
それから、私は、荒川の土手なんかによく見かけるカモメっぽい水鳥はみんなこれ(ユリカモメ)だと勝手に思い込んでいたのだが、ユリカモメは冬鳥なので夏はいない。夏に東京の川の河口あたりでよく見かける水鳥は、どうやら「ウミネコ」らしい。
「海猫(うみねこ)」というと、東北の海にいるイメージしかないので、「東京の川にウミネコ?」と思ってしまうが、東北は繁殖地として有名なだけであって、実はウミネコは全国で普通にみられるありふれた鳥なんだそうだ。
・かんたんカモメずかん
前にmixiの日記にもちょっと書いたのだが、「ゆりかもめ(百合鴎)」と「みやこどり(都鳥)」の話。
私は単純に「ゆりかもめ」の別名が「みやこどり」なのだと思っていたのだが、実は「ゆりかもめ」という鳥と「みやこどり」という鳥は全く違う鳥なのだそうだ。「ゆりかもめ」はカモメ科、「みやこどり」はミヤコドリ科。
それではなぜ「ゆりかもめ」と「みやこどり」が混同されているかというと、中世の日本で「都鳥」と言われていた鳥は、現在の「みやこどり」と言われているミヤコドリ科の「みやこどり」ではなく、「ゆりかもめ」のことを指しているらしいという説があるからなのだ。
おまけに、東京都の都鳥(とちょう=「と」の鳥)はユリカモメなのである。
都鳥(とちょう)は、都鳥(みやこどり)ではないのだ。
・・・書いていても、何がなにやらわからなくなってくる(笑)
ああ、ややこしや〜。ややこしや〜。
・Wikipedia:ユリカモメの項
・Wikipedia:ミヤコドリの項
それから、私は、荒川の土手なんかによく見かけるカモメっぽい水鳥はみんなこれ(ユリカモメ)だと勝手に思い込んでいたのだが、ユリカモメは冬鳥なので夏はいない。夏に東京の川の河口あたりでよく見かける水鳥は、どうやら「ウミネコ」らしい。
「海猫(うみねこ)」というと、東北の海にいるイメージしかないので、「東京の川にウミネコ?」と思ってしまうが、東北は繁殖地として有名なだけであって、実はウミネコは全国で普通にみられるありふれた鳥なんだそうだ。
・かんたんカモメずかん
posted by HANA at 16:52| 旧FC2ブログ
2006年10月22日
栴檀と熊楠
はじめて四国に行ったとき、薄紫色の小さな花をたくさんつけた木を何度か見かけた。
関東あたりでは見たことのない木だったので珍しく、同行者と「なんの木だろうね」と話していたら、地元の人が「オウチだよ」と教えてくれた。
帰ってから調べると「おうち」=「栴檀(せんだん)」とのこと。栴檀といえばすぐ「栴檀は双葉より芳し」という言葉を思い出すが、そのセンダンはビャクダン(白檀)の別名であって、このセンダンの木とは違うのだそうだ。ややこしや。
南方熊楠が臨終の床で「天井に紫色の花が咲いている。医者は呼ばないでくれ。医者が来ればこの美しい花は消えてしまうから。」と言ったいうエピソードがあり、その花がオウチだといわれている。
今年9月に紀州田辺の南方熊楠旧宅を見に行ったのだが、間の悪いことに、庭の手入れの業者が出入りしていて、庭の奥の栴檀の木は見逃してきてしまった。
・南方熊楠旧宅は田辺市の「南方熊楠顕彰館」に隣接。
場所がわかりにくく、地図を見ても、人に聞いても、なかなかたどりつけなかった私たち。
・「南方熊楠記念館」(南紀白浜)
敷地全体が植物園みたいですごい!こちらは誰でも迷わず行ける(笑)
・国立科学博物館で開催中の展覧会
南方熊楠 −森羅万象の探求者−
◆今日の一冊◆
猫楠―南方熊楠の生涯 / 水木 しげる(コミック)
私は、水木しげるが熊楠の一生を描いた「猫楠」と、水木しげるの子供時代の話「のんのんばあとオレ」を連続して読んだので、水木しげると南方熊楠の生涯が頭の中でごっちゃになっているところがある。変人度としては似たようなものか(笑)
関東あたりでは見たことのない木だったので珍しく、同行者と「なんの木だろうね」と話していたら、地元の人が「オウチだよ」と教えてくれた。
帰ってから調べると「おうち」=「栴檀(せんだん)」とのこと。栴檀といえばすぐ「栴檀は双葉より芳し」という言葉を思い出すが、そのセンダンはビャクダン(白檀)の別名であって、このセンダンの木とは違うのだそうだ。ややこしや。
南方熊楠が臨終の床で「天井に紫色の花が咲いている。医者は呼ばないでくれ。医者が来ればこの美しい花は消えてしまうから。」と言ったいうエピソードがあり、その花がオウチだといわれている。
今年9月に紀州田辺の南方熊楠旧宅を見に行ったのだが、間の悪いことに、庭の手入れの業者が出入りしていて、庭の奥の栴檀の木は見逃してきてしまった。
・南方熊楠旧宅は田辺市の「南方熊楠顕彰館」に隣接。
場所がわかりにくく、地図を見ても、人に聞いても、なかなかたどりつけなかった私たち。
・「南方熊楠記念館」(南紀白浜)
敷地全体が植物園みたいですごい!こちらは誰でも迷わず行ける(笑)
・国立科学博物館で開催中の展覧会
南方熊楠 −森羅万象の探求者−
◆今日の一冊◆
猫楠―南方熊楠の生涯 / 水木 しげる(コミック)
私は、水木しげるが熊楠の一生を描いた「猫楠」と、水木しげるの子供時代の話「のんのんばあとオレ」を連続して読んだので、水木しげると南方熊楠の生涯が頭の中でごっちゃになっているところがある。変人度としては似たようなものか(笑)
posted by HANA at 09:45| 旧FC2ブログ
2006年10月21日
ナニャドヤラ伝説
― 10月16日、10月18日、10月20日と、なんとなく続きものになってます ―
そういえば、この時の東北旅行で、青森のキリストの墓にも行ったのだっけ。
私は高橋克彦の「総門谷」だか「竜の柩」だかで読んで知っていたので「あー、あれね」という感じだったのだが、初めて聞く人は「なんじゃそりゃ?なんで日本にキリストの墓があるんじゃ?!」と、わけがわからないと思う。青森県三戸郡新郷村、旧名、戸来(へらい)村に、キリストの墓があるという、ダ・ヴィンチ・コードも顔負けの伝説があるのだ。
まあ、全国あちこちに、いろんなトンデモ伝説はあるものだから、そんなにびっくりしないか(笑)
ここにキリストの墓があるとすることの理由(こじつけ?)として、たとえば、「戸来(へらい)」という地名は「ヘブライ」が転訛したものだとか、父親を「アヤ」、母親を「アパ」と呼ぶのは、「アダム」「イブ」の転訛したものだとかいろいろあって、その一つに、この地方の盆踊りの謎の文句「ナニャドヤラー、ナニャドナサレノ」は古代ヘブライ語でキリストを讃える歌詞になっているのだというのがあるのだが・・・
この「ナニャドヤラー、ナニャドナサレノ」は、清光館哀史のなかで柳田先生が気にしている例の盆踊りの歌詞と同じものだ。
『なにヤとやれ なにヤとなされのう ―要するに何なりともせよかし、何うなりとなさるがよいと、男に向つて呼びかけた恋の歌である。』
柳田先生の高尚な文章だと、ちょっとわかりにくいが、つまり、女が男に対して「あたしを好きにしていいのよ」という色っぽい呼びかけの言葉だというのが柳田解釈。
「ナニャドヤラ」には他にも諸説があるそうだ。ニャンニャンと聞こえるから「南部の猫唄」とよばれていたともいう。
意味がわからないところで、ますます人をひきつける、不思議な呪文なのかも。
・新郷村キリストの墓について (やっぴらんどより)
・Wikipedia:ナニャドヤラの項
そういえば、この時の東北旅行で、青森のキリストの墓にも行ったのだっけ。
私は高橋克彦の「総門谷」だか「竜の柩」だかで読んで知っていたので「あー、あれね」という感じだったのだが、初めて聞く人は「なんじゃそりゃ?なんで日本にキリストの墓があるんじゃ?!」と、わけがわからないと思う。青森県三戸郡新郷村、旧名、戸来(へらい)村に、キリストの墓があるという、ダ・ヴィンチ・コードも顔負けの伝説があるのだ。
まあ、全国あちこちに、いろんなトンデモ伝説はあるものだから、そんなにびっくりしないか(笑)
ここにキリストの墓があるとすることの理由(こじつけ?)として、たとえば、「戸来(へらい)」という地名は「ヘブライ」が転訛したものだとか、父親を「アヤ」、母親を「アパ」と呼ぶのは、「アダム」「イブ」の転訛したものだとかいろいろあって、その一つに、この地方の盆踊りの謎の文句「ナニャドヤラー、ナニャドナサレノ」は古代ヘブライ語でキリストを讃える歌詞になっているのだというのがあるのだが・・・
この「ナニャドヤラー、ナニャドナサレノ」は、清光館哀史のなかで柳田先生が気にしている例の盆踊りの歌詞と同じものだ。
『なにヤとやれ なにヤとなされのう ―要するに何なりともせよかし、何うなりとなさるがよいと、男に向つて呼びかけた恋の歌である。』
柳田先生の高尚な文章だと、ちょっとわかりにくいが、つまり、女が男に対して「あたしを好きにしていいのよ」という色っぽい呼びかけの言葉だというのが柳田解釈。
「ナニャドヤラ」には他にも諸説があるそうだ。ニャンニャンと聞こえるから「南部の猫唄」とよばれていたともいう。
意味がわからないところで、ますます人をひきつける、不思議な呪文なのかも。
・新郷村キリストの墓について (やっぴらんどより)
・Wikipedia:ナニャドヤラの項
posted by HANA at 15:47| 旧FC2ブログ
2006年10月20日
清光館哀史
(10月18日のつづき)
数年前に東北を旅行したとき、小子内(おこない:岩手県)へ行ったことがある。
行ったと言っても、そこを目指して行ったわけではなく、車で国道を走りながら地図を見ていたら「小子内」の地名があったので、ちょっと寄ってみたくなっただけで、結果からいうと、道がわからず「小子内の浜」にはたどりつくことができなかった。
運悪くその時は、車から一歩出たらずぶ濡れになるくらいのどしゃぶりで、同行者の「何か面白いものでもあるというのか?こんなに雨の中わざわざ行く必要があるのか?さっさと先に進もうや」っていうムードの中、無理言って寄ってもらって、小さな漁村の細い道をぐるぐる迷っているうちに、「もういいや」という気になってあきらめてしまった。
まあたどり着けたところで、清光館が見られるわけでもないのだし、あの雨では、浜を散策することもできなかっただろうけれど、せっかく近くまで行ったのに、ちょっと残念だった。
「小子内」で検索したら、こんな文章をみつけた。
―――まさか昔のままの小子内であるとは思っていなかったが、「浜の月夜」 の情景を少しは偲(しの)ぶことが出来るのではないかと私は期待していた。そしてそこを訪ねるような物好きは私のほかにはいないだろうと思っていた。しかしその両方とも見事に外れたのである。(中略)今日この頃も、柳田國男先生 の足跡と浜を慕って、数多くの旅行者が「清光館」跡を訪ねて参ります」 と書いてあるではないか。物好きは私だけではなかったのだ。―――「消えた小子内の浜」(高橋正幸氏「ちょっと長めのエッセイの森」より)
ふうん、結構行く人がいるんだ。私もなんとなく、そんな物好きは自分だけかと思っていた(笑)
いつか機会があれば、また行ってみたい。
柳田國男「浜の月夜」「清光館哀史」全文
数年前に東北を旅行したとき、小子内(おこない:岩手県)へ行ったことがある。
行ったと言っても、そこを目指して行ったわけではなく、車で国道を走りながら地図を見ていたら「小子内」の地名があったので、ちょっと寄ってみたくなっただけで、結果からいうと、道がわからず「小子内の浜」にはたどりつくことができなかった。
運悪くその時は、車から一歩出たらずぶ濡れになるくらいのどしゃぶりで、同行者の「何か面白いものでもあるというのか?こんなに雨の中わざわざ行く必要があるのか?さっさと先に進もうや」っていうムードの中、無理言って寄ってもらって、小さな漁村の細い道をぐるぐる迷っているうちに、「もういいや」という気になってあきらめてしまった。
まあたどり着けたところで、清光館が見られるわけでもないのだし、あの雨では、浜を散策することもできなかっただろうけれど、せっかく近くまで行ったのに、ちょっと残念だった。
「小子内」で検索したら、こんな文章をみつけた。
―――まさか昔のままの小子内であるとは思っていなかったが、「浜の月夜」 の情景を少しは偲(しの)ぶことが出来るのではないかと私は期待していた。そしてそこを訪ねるような物好きは私のほかにはいないだろうと思っていた。しかしその両方とも見事に外れたのである。(中略)今日この頃も、柳田國男先生 の足跡と浜を慕って、数多くの旅行者が「清光館」跡を訪ねて参ります」 と書いてあるではないか。物好きは私だけではなかったのだ。―――「消えた小子内の浜」(高橋正幸氏「ちょっと長めのエッセイの森」より)
ふうん、結構行く人がいるんだ。私もなんとなく、そんな物好きは自分だけかと思っていた(笑)
いつか機会があれば、また行ってみたい。
柳田國男「浜の月夜」「清光館哀史」全文
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2006年10月18日
黒い家・黒い本
10月16日の日記に何気なく「古い下町の黒っぽい町並み」という表現を使ったが、町並みが本当に「黒い色」という訳ではない。イメージとしての「黒」だった。
柳田國男が「清光館哀史」で、清光館のことを「黒い」と表現している。
―――あんまりくたびれた、もう泊まろうではないかと、小子内の漁村にただ一軒ある宿屋の、清光館と称しながら、西の丘に面してわずかに四枚の障子を立てた二階に上がり込むと、はたして古くかつ黒い家だったが、若い亭主と母と女房の親切は、予想以上であった。―――
―――おとうさん。今までの旅行のうちで、一番わるかった宿屋はどこ。
そうさな。別に悪いというわけでもないが、九戸の小子内の清光館などは、かなり小さくて黒かったね。―――
古書の業界用語では「黒い本」というと、単なる中古本ではなく、時代を経た、ある程度価値の在る本をさすらしい。
「黒幕」「腹黒い」などという言葉があるように、「黒い」には「悪い」「汚い」という意味を表すことがあるが、この場合の「黒い」は、そういうネガティブな意味ではなく、むしろ年月を経過したことによって醸し出された味わいを「好ましいもの」とするニュアンスを含んだ表現のような気がする。
ところが、改めて辞書を引いてみても、「黒い」にそんな意味は載っていないのだった。
柳田國男が「清光館哀史」で、清光館のことを「黒い」と表現している。
―――あんまりくたびれた、もう泊まろうではないかと、小子内の漁村にただ一軒ある宿屋の、清光館と称しながら、西の丘に面してわずかに四枚の障子を立てた二階に上がり込むと、はたして古くかつ黒い家だったが、若い亭主と母と女房の親切は、予想以上であった。―――
―――おとうさん。今までの旅行のうちで、一番わるかった宿屋はどこ。
そうさな。別に悪いというわけでもないが、九戸の小子内の清光館などは、かなり小さくて黒かったね。―――
古書の業界用語では「黒い本」というと、単なる中古本ではなく、時代を経た、ある程度価値の在る本をさすらしい。
「黒幕」「腹黒い」などという言葉があるように、「黒い」には「悪い」「汚い」という意味を表すことがあるが、この場合の「黒い」は、そういうネガティブな意味ではなく、むしろ年月を経過したことによって醸し出された味わいを「好ましいもの」とするニュアンスを含んだ表現のような気がする。
ところが、改めて辞書を引いてみても、「黒い」にそんな意味は載っていないのだった。
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2006年10月16日
どっちが「非現実的」?
古い下町の黒っぽい町並みの向こうに、近代的な高層マンション群が立ち並ぶ佃島の風景は、なんとも不思議な感じだ。
去年行ったときは、ショボショボと雨が降っている時だったせいもあって、映画「ブレードランナー」みたい、と思った。ストーリーなんて全く覚えていないんだけど、いつも雨降りでごみごみして薄汚いへんてこりんな近未来の都市の様子がやけに印象に残る、妙な映画だ。ビジュアル的にはちっとも似ていないのかもしてないけど、イメージとしてはその時の佃島は、そんな感じだったのだ。不安をかきたてるような、けだるい哀愁・・・。
今年の夏に行ったときの私は、そびえたつ高層ビル群ではなくて、足元に在る下町の風景の方に違和感を覚えた。「下町の風景」と「高層マンション群」というミスマッチな感じ、対照的なもの、という感じは相変わらずなのだが、そのどちらを「現実的」で、どちらを「非現実的」と感じるかが、変化していた。
高層ビル群を「まるでSF映画みたい」と思うのではなく、下町の風景のほうを、最近よく駅ビルの地下などにある、昭和レトロな町並みを模したレストラン街のように、わざわざ古めかしくこしらえた「作り物の風景」であるかのように感じてしまったのだった。
そこで思い出すのは、大島弓子「四月怪談」に登場する、心優しき幽霊さんのセリフ。
(子供の頃遊んだレンゲ畑がなくなり、団地の建設予定地になっているのを見て落ち込んだ主人公に向かって)
・・・・・・・・・
キミの住んでる街の駅ふきんはさ
ボクが生きてるころ(この人は100年くらい前の人物の幽霊)
それはきれいな 小川のある森だったんだよ
でもさ それを知っているボクが今
駅ビルや自転車置き場をみると 少し切なくなるけど
キミらにとっては
生まれたときからあそこにある駅ビルや自転車置き場が
やっぱり いとしいものになってるんじゃないかな?
ねえ 事を逆にして考えてごらん 今 急に
駅ふきんが原っぱになったとしたら
きっと キミは なき自転車置き場をいたむよね
・・・・・・・・・
私は高層ビル群と、黒い下町の風景、どっちをいたむのだろうか?
もしかしたら、下町の風景の向こうに高層ビル群が立ち並ぶ、
この一見ミスマッチなものが1つのフレームの中におさまる風景こそが、
いまの時代の風景なのかも。
ブレードランナーの原作
去年行ったときは、ショボショボと雨が降っている時だったせいもあって、映画「ブレードランナー」みたい、と思った。ストーリーなんて全く覚えていないんだけど、いつも雨降りでごみごみして薄汚いへんてこりんな近未来の都市の様子がやけに印象に残る、妙な映画だ。ビジュアル的にはちっとも似ていないのかもしてないけど、イメージとしてはその時の佃島は、そんな感じだったのだ。不安をかきたてるような、けだるい哀愁・・・。
今年の夏に行ったときの私は、そびえたつ高層ビル群ではなくて、足元に在る下町の風景の方に違和感を覚えた。「下町の風景」と「高層マンション群」というミスマッチな感じ、対照的なもの、という感じは相変わらずなのだが、そのどちらを「現実的」で、どちらを「非現実的」と感じるかが、変化していた。
高層ビル群を「まるでSF映画みたい」と思うのではなく、下町の風景のほうを、最近よく駅ビルの地下などにある、昭和レトロな町並みを模したレストラン街のように、わざわざ古めかしくこしらえた「作り物の風景」であるかのように感じてしまったのだった。
そこで思い出すのは、大島弓子「四月怪談」に登場する、心優しき幽霊さんのセリフ。
(子供の頃遊んだレンゲ畑がなくなり、団地の建設予定地になっているのを見て落ち込んだ主人公に向かって)
・・・・・・・・・
キミの住んでる街の駅ふきんはさ
ボクが生きてるころ(この人は100年くらい前の人物の幽霊)
それはきれいな 小川のある森だったんだよ
でもさ それを知っているボクが今
駅ビルや自転車置き場をみると 少し切なくなるけど
キミらにとっては
生まれたときからあそこにある駅ビルや自転車置き場が
やっぱり いとしいものになってるんじゃないかな?
ねえ 事を逆にして考えてごらん 今 急に
駅ふきんが原っぱになったとしたら
きっと キミは なき自転車置き場をいたむよね
・・・・・・・・・
私は高層ビル群と、黒い下町の風景、どっちをいたむのだろうか?
もしかしたら、下町の風景の向こうに高層ビル群が立ち並ぶ、
この一見ミスマッチなものが1つのフレームの中におさまる風景こそが、
いまの時代の風景なのかも。
ブレードランナーの原作
| アンドロイドは電気羊の夢を見るか? 浅倉 久志、フィリップ・K・ディック 他 (1977/03) 早川書房 |
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2006年10月13日
すり鉢の底から
本の整理をしていたら、杉浦日向子の「ゑひもせす」という文庫本から、新聞の切抜きがでてきた。
1999年8月30日の読売新聞。「時々隠居のすすめ」という杉浦さんのインタビュー記事だ。
わざわざ切り取って、ここにはさんでおいたところをみると、いたく共感したのだろう、私。
そして、今の自分の心境に、またやけにぴったりする。
「肩の力を抜き、たまには周囲の渦巻きから降りてみる。すり鉢の底へ降りると、隠居の位置。そこから見上げると、仕事や家庭、社会が等距離で、真ん中にいる自分を実感できる。それが『時々隠居』。隠居というニュートラルポイントを味わって、トップギアでまた頑張るか、バックするか考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。」(杉浦氏談)
それにしても杉浦さん、ずいぶん早く、あっちの世界に「隠居」しちゃったなあ・・・。
杉浦さんといえばNHK「お江戸でござる」に出演し、時代考証家として知られていたけど、「隠居宣言」前は漫画家だったってことを知らない人も結構いるのではないだろうか。「ゑひもせす」は、エッセイとかではなく漫画の初期作品集です。
1999年8月30日の読売新聞。「時々隠居のすすめ」という杉浦さんのインタビュー記事だ。
わざわざ切り取って、ここにはさんでおいたところをみると、いたく共感したのだろう、私。
そして、今の自分の心境に、またやけにぴったりする。
「肩の力を抜き、たまには周囲の渦巻きから降りてみる。すり鉢の底へ降りると、隠居の位置。そこから見上げると、仕事や家庭、社会が等距離で、真ん中にいる自分を実感できる。それが『時々隠居』。隠居というニュートラルポイントを味わって、トップギアでまた頑張るか、バックするか考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。」(杉浦氏談)
それにしても杉浦さん、ずいぶん早く、あっちの世界に「隠居」しちゃったなあ・・・。
杉浦さんといえばNHK「お江戸でござる」に出演し、時代考証家として知られていたけど、「隠居宣言」前は漫画家だったってことを知らない人も結構いるのではないだろうか。「ゑひもせす」は、エッセイとかではなく漫画の初期作品集です。
| ゑひもせす 新訂版 杉浦 日向子 (2005/12/26) 双葉社 |
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2006年10月06日
たらこがやってくる
ある歌が頭にこびりついて離れないときってありますよね。
9月に旅行に行った時、キューピーのCMのたらこの歌がエンドレスで頭をぐるぐる回っていて、頭の中だけならいいんだけど、いつのまにか無意識でくちずさんでしまっていて、それも車の中でだったらまだしも、道の駅のトイレの個室で用をたしながら歌ってしまっている自分にふと気づいたときには、ガクゼンとしました(笑)
やっと忘れた頃には、相方が「たらこの歌ってどんな歌だっけ?」と言って思い出させようとするんです;
あー、書いてたらまた、回ってきた(笑)
面白いサイトをご紹介:(ぜひ音声をONにしてお楽しみください)
・たらこをやっつける
9月に旅行に行った時、キューピーのCMのたらこの歌がエンドレスで頭をぐるぐる回っていて、頭の中だけならいいんだけど、いつのまにか無意識でくちずさんでしまっていて、それも車の中でだったらまだしも、道の駅のトイレの個室で用をたしながら歌ってしまっている自分にふと気づいたときには、ガクゼンとしました(笑)
やっと忘れた頃には、相方が「たらこの歌ってどんな歌だっけ?」と言って思い出させようとするんです;
あー、書いてたらまた、回ってきた(笑)
面白いサイトをご紹介:(ぜひ音声をONにしてお楽しみください)
・たらこをやっつける
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2006年10月02日
江戸城は波打ち際?
夏に、月島にもんじゃを食べに行ったとき、ふと、「ここって、埋立地なのかな」と気になった。
・だとしたら、いつ頃、埋め立てたのかな?
・埋め立ての技術って、どのくらい昔からあったんだろう?
次々疑問がわいてきた。それが発端となって、いろんなことを調べはじめたら、ハマってしまった。
月島の埋め立てがはじまったのは、明治25年くらいだそうだ。
「へー、そんな昔から埋め立ての技術ってあったんだ」とびっくりした。
もともと佃島や石川島があったところに、月島をつけたしたのね、と勝手に解釈したが、
佃に渡しがあった
という本によれば、なななんと、「天正十八年(1590年)、摂津国西成群佃村の某一族が、江戸へ下り、幕府より鉄砲洲東の干潟百間四方を埋め立て、佃島と名づけてそこに住むことを許された」という説があるそうだ。
ええー、それじゃ、まるきり何も無い海の中にまず佃島が埋め立てで作られたってこと??
400年前に?!
東京の地名がわかる事典
を読むと、当時の記録に「江戸城は海岸の波打ち際にあり、いたるところが葦が生い茂る湿地」というように書かれているそうで、つまり東京てところは、ほとんど埋め立てでできた都市だったんですね。へええ〜。
地理や歴史に‘うとい’私には、驚きの連続!
イモズル式に興味が展開していって、とまらない。
切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩
古地図と現在の地図の対比がわかるようになっている本もいろいろ出ている。これは見ているだけで、ほんとに楽しい。
「古地図で楽しむ鬼平の世界」なんていうコーナーもあり。
佃島のとなり石川島には「人足寄場」(更生施設みたいなもの?)があったが、それは鬼平(長谷川平蔵)が、老中・松平定信に提案して作られたそうだ。
有楽町マリオンの辺が「南町奉行所」だったって、知ってました?
では、「北町奉行所」は?
・・・知っているからといって何の役にもたたない「東京トリビア」が増えていく今日この頃(笑)
・だとしたら、いつ頃、埋め立てたのかな?
・埋め立ての技術って、どのくらい昔からあったんだろう?
次々疑問がわいてきた。それが発端となって、いろんなことを調べはじめたら、ハマってしまった。
月島の埋め立てがはじまったのは、明治25年くらいだそうだ。
「へー、そんな昔から埋め立ての技術ってあったんだ」とびっくりした。
もともと佃島や石川島があったところに、月島をつけたしたのね、と勝手に解釈したが、
佃に渡しがあった
という本によれば、なななんと、「天正十八年(1590年)、摂津国西成群佃村の某一族が、江戸へ下り、幕府より鉄砲洲東の干潟百間四方を埋め立て、佃島と名づけてそこに住むことを許された」という説があるそうだ。
ええー、それじゃ、まるきり何も無い海の中にまず佃島が埋め立てで作られたってこと??
400年前に?!
東京の地名がわかる事典
を読むと、当時の記録に「江戸城は海岸の波打ち際にあり、いたるところが葦が生い茂る湿地」というように書かれているそうで、つまり東京てところは、ほとんど埋め立てでできた都市だったんですね。へええ〜。
地理や歴史に‘うとい’私には、驚きの連続!
イモズル式に興味が展開していって、とまらない。
切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩
古地図と現在の地図の対比がわかるようになっている本もいろいろ出ている。これは見ているだけで、ほんとに楽しい。
「古地図で楽しむ鬼平の世界」なんていうコーナーもあり。
佃島のとなり石川島には「人足寄場」(更生施設みたいなもの?)があったが、それは鬼平(長谷川平蔵)が、老中・松平定信に提案して作られたそうだ。
有楽町マリオンの辺が「南町奉行所」だったって、知ってました?
では、「北町奉行所」は?
・・・知っているからといって何の役にもたたない「東京トリビア」が増えていく今日この頃(笑)
![]() | 切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩 安田 就視、わたなべ こういち 他 (2002/06) 人文社 |
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