一般に栴檀と呼ばれる木が「栴檀は双葉より芳し」の栴檀ではないという話のように、ややこしい話はいろいろある。
前にmixiの日記にもちょっと書いたのだが、「ゆりかもめ(百合鴎)」と「みやこどり(都鳥)」の話。
私は単純に「ゆりかもめ」の別名が「みやこどり」なのだと思っていたのだが、実は「ゆりかもめ」という鳥と「みやこどり」という鳥は全く違う鳥なのだそうだ。「ゆりかもめ」はカモメ科、「みやこどり」はミヤコドリ科。
それではなぜ「ゆりかもめ」と「みやこどり」が混同されているかというと、中世の日本で「都鳥」と言われていた鳥は、現在の「みやこどり」と言われているミヤコドリ科の「みやこどり」ではなく、「ゆりかもめ」のことを指しているらしいという説があるからなのだ。
おまけに、東京都の都鳥(とちょう=「と」の鳥)はユリカモメなのである。
都鳥(とちょう)は、都鳥(みやこどり)ではないのだ。
・・・書いていても、何がなにやらわからなくなってくる(笑)
ああ、ややこしや〜。ややこしや〜。
・Wikipedia:ユリカモメの項
・Wikipedia:ミヤコドリの項
それから、私は、荒川の土手なんかによく見かけるカモメっぽい水鳥はみんなこれ(ユリカモメ)だと勝手に思い込んでいたのだが、ユリカモメは冬鳥なので夏はいない。夏に東京の川の河口あたりでよく見かける水鳥は、どうやら「ウミネコ」らしい。
「海猫(うみねこ)」というと、東北の海にいるイメージしかないので、「東京の川にウミネコ?」と思ってしまうが、東北は繁殖地として有名なだけであって、実はウミネコは全国で普通にみられるありふれた鳥なんだそうだ。
・かんたんカモメずかん
2006年10月25日
ゆりかもめと「都鳥」
posted by HANA at 16:52| 旧FC2ブログ