2006年10月25日

ゆりかもめと「都鳥」

一般に栴檀と呼ばれる木が「栴檀は双葉より芳し」の栴檀ではないという話のように、ややこしい話はいろいろある。

前にmixiの日記にもちょっと書いたのだが、「ゆりかもめ(百合鴎)」と「みやこどり(都鳥)」の話。

私は単純に「ゆりかもめ」の別名が「みやこどり」なのだと思っていたのだが、実は「ゆりかもめ」という鳥と「みやこどり」という鳥は全く違う鳥なのだそうだ。「ゆりかもめ」はカモメ科、「みやこどり」はミヤコドリ科。

それではなぜ「ゆりかもめ」と「みやこどり」が混同されているかというと、中世の日本で「都鳥」と言われていた鳥は、現在の「みやこどり」と言われているミヤコドリ科の「みやこどり」ではなく、「ゆりかもめ」のことを指しているらしいという説があるからなのだ。

おまけに、東京都の都鳥(とちょう=「と」の鳥)はユリカモメなのである。
都鳥(とちょう)は、都鳥(みやこどり)ではないのだ。

・・・書いていても、何がなにやらわからなくなってくる(笑)

ああ、ややこしや〜。ややこしや〜。

Wikipedia:ユリカモメの項
Wikipedia:ミヤコドリの項

それから、私は、荒川の土手なんかによく見かけるカモメっぽい水鳥はみんなこれ(ユリカモメ)だと勝手に思い込んでいたのだが、ユリカモメは冬鳥なので夏はいない。夏に東京の川の河口あたりでよく見かける水鳥は、どうやら「ウミネコ」らしい。

「海猫(うみねこ)」というと、東北の海にいるイメージしかないので、「東京の川にウミネコ?」と思ってしまうが、東北は繁殖地として有名なだけであって、実はウミネコは全国で普通にみられるありふれた鳥なんだそうだ。

かんたんカモメずかん
posted by HANA at 16:52| 旧FC2ブログ