「リュージュ」という名前のお茶があります。
フランス語みたいな響き。でも実は漢字で「龍珠」と書きます。正式名称は「茉莉龍珠」なのか、詳しいことはよくわかりませんけれど、ジャスミン茶の茶葉を小さな玉にまるめてあって、お湯をそそぐと、水中花みたいに開きます。
たまたま入った中国茶カフェで、きれいだな、面白そうと思って買ったら、おいしさにびっくり!一時ハマってしまいました。ジャスミン茶ってあまり好きではなかったのだけれど、これは何か、私が知っているジャスミン茶とちがーう!!でも、名前の文字や、言葉の響きの素敵さに、酔っている部分もあるのかも、とおもいました。
お茶とかお香って、味や香りそのものはもちろんだけど、名前からイメージして心を遊ばせる楽しさがあります。
そして、お茶をいれて一息いれるっていうのは、単に喉を潤すだけではなく、もっともっと豊かな、「心の栄養」という気がします。コーヒー、日本茶、中国茶、紅茶、ハーブティー、それぞれの奥深さ、楽しさがありますよね。
飲んでおいしいのはもちろんいいけど、名前、見た目、入れるまでの工程が、ゆったりした特別な時間をつくりだしてくれます。
でも、あまりにも忙しすぎて気持ちに余裕がなかったり、ストレスを感じていたり、体の調子が悪かったり、不摂生が続いていたりするときは、お茶のシンプルな味わいがわからなくなって、もっと味の濃いもの、甘いもの、辛いもの、刺激の強いもでないと物足りなく感じたりします。
手間をかけてお茶を入れたり、静かに味わったりすることなく、「ただ流し込む」だけのものになってしまいます。
一杯のお茶をしみじみとおいしく味わえるか否かは、案外、体の健康、心の健康のバロメーターなのかもしれません。
2005年05月20日
お茶の時間
posted by HANA at 00:00
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