2004年07月19日

良い「気」を浴びる2(大好きな仲間)

4年ほどまえから、朗読ボランティアをしている。

所属している区のボランティア・グループ自体は100人以上の大所帯だが、その中でいくつかの小グループに分かれ、視覚障害者向けの音訳図書の録音、対面朗読などのほか、老人ホームや子供向けの観賞朗読など、それぞれの仕事をしている。

私が参加しているグループは10人程のメンバーで、2週間に一度、新聞記事を朗読して90分テープに録音し、リスナー(視覚障害者)に発送する。読む記事は前の回の時にあらかじめ分担しておき、各自が自宅で下調べや練習をしてくる。ミキサー(録音機械操作)も交代でやる。そうしたメインの仕事以外に雑用も結構ある。

早めに行って録音室の鍵をあけて、機械のセットをするとか、お茶の用意をするとか、お昼の手配とか、新しいテープを補充するとか、細細したこと。でも、うちのグループでは、メインの作業以外のことは特に当番を決めたりしていない。

誰も何もいわなくても気が付いた人が率先してやる。自分だけラクしようなんて思っているような人はいないし、自分がやったことを恩着せがましく言うような人もいない。「いつも○○さんにばかりやってもらっているから、今日は私が〜」とかいう感じで自然にまわっていく。それが、すごくいい感じ。

「ボランティア」というと妙に大げさに思われがちで、やたら「えらいですね」とほめられたり、逆に「偽善ぽい」と、うさんくさく思われたりする。だけど、本当のボランティア精神っていうのは、実はこんな風にごく自然に、お互いがお互いを思いやることで生まれてくるあたりまえの行為なんだと、私はここで学んだ。

私は、基本的に人付き合いが面倒で、できることなら人に会わないで暮らしたい、と思っているくらいで、習い事をしても、習い事そのものよりも、人間関係がイヤになってやめてしまうことが多いのだけど、このボランティアを4年も続けてこられたのは、このグループの雰囲気の良さのお陰だと思う。

ボランティアをすることで「自分でも誰かの役に立てる」と思えることが喜びや生きがい、心の平安につながているだけでなく、純粋な愛と優しさに満ちた人たちが発する暖かい「気」(オーラかな?)に包まれながら仕事をする時間は、私にとって何よりの癒しになっているような気がする。

そこに自分の「居場所」があることに感謝する。
posted by HANA at 00:00 | TrackBack(0) | マインド
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