2012年01月13日

人が想像できることは、必ず人が実現できる〜メタボリズム展リベンジ

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昨年12月に「メタボリズムの未来都市展」を見たことをブログに書いたのですが、同じ展覧会に、今年また行きました。前回は、時間切れになって全部見られなかったので、リベンジです!(前回の話はこちら

会場は大きく4つのブロック(テーマ)に分かれていて、その2つまでを前回見たので、今回はその続きから。

入場料は1500円なのですが、この料金を払うと、この美術館が入っている六本木ヒルズ森タワーの展望室にも入ることができます。それはいいんだけど、美術館しか見なくても料金は変わらないのです。

そういうわけで結局3000円も払ってしまったわけなのですが、それでも、やっぱり続きを見に行ってよかった〜〜!!(最後に「メタボリズム・ラウンジ」なるコーナーがあって、そこには関連の書籍がたくさん置いてあり、手にとって読めるようになっていて、映像展示も全部はとても見られなかったので、もう一回行きたいくらい。)

一言で言うと、単純に、なんだか希望が持てた感じがしたのです。

1970年の大阪万博にまつわるものを展示したコーナーがあったのですが、自分も実際にそこにったことがあるだけに、そのとき(小学校2年生?)に自分が感じたワクワク感もよみがえり、40年も前の時代にあれだけのことができたんだ、っていうことが、すごく嬉しく感じられました。

万博会場のカラフルな模型を眺めていたら、「夢がある」っていう言葉が浮かんできて、楽しい気持ちになりました。

震災や原発事故が起きるまでもなく、最近の日本のムードをあらわす言葉は「閉塞感」だったと思うのです。豊かにはなったけど、社会のいろんなことが行き詰っている日本。

だけど、私達は、それだって抜け出せるはず。
今までだって、いろんなものを変えてきた。

これからだって、変えられる。
「えー、そんなの無理じゃないの?」って思うようなことだって。

どっかのCMじゃないけど、

災害を恐れない街
ゴミという言葉のない世界
天の川が見える新宿

「人が想像できることは、必ず人が実現できる」(ジュール・ヴェルヌ)

私が「希望が持てた」と思えたのは、決して都市環境や、震災の復興に関してのことだけではないんです。

例えば、「癌という病のない世界」だって、実現できると思う。

そういえば年末に、こんなことを掲示板に書きました。

・・・・・

みなさんに、「この掲示板があってよかった」「出会えてよかった」と言っていただいて、うれしく思い、私も出来る限り続けていきたいと、気持ちを新たにしたのですが・・・

よく考えてみると、この掲示板が盛況ということは、乳がんで苦しんだり悩んだりしている人が、それだけたくさんいる、ということです。

だから、願うべきは「この掲示板がいつまでも続くこと」ではなくて「早くこの掲示板が必要なくなる日が来ること」なんですよね。

画期的な治療法が開発されて、この世界から癌という病気がなくなる日。

やったーー!!ばんざーーい!おめでとう!!

と書いて、この掲示板を閉じることにします。

その日を夢見て、もうちょっとだけ、がんばろう。

・・・・

書きながら、心のどこかでは『そんな日が私の生きているうちにホントに起きるのだろうか?ちょっと無理だよねー』って思ってたのではないか?(笑)

でも、もっともっと本気で信じよう。

想像(イマジン)するのだ! 私が「乳がん掲示板」を閉じる日を。

あ〜、早くやめたいなあ(本音)

・・・You may say  I'm a dreamer  but I'm not the only one.
I hope someday you'll join us and the world will be as one  ♪ ♪ ♪



posted by HANA at 14:31| 旅行・イベント・おでかけ記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月09日

ルルドの泉で

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2012年、初映画は「ルルドの泉で」
http://lourdes-izumi.com/

<あらすじ>
不治の病により、長年、車椅子生活を送ってきたクリスティーヌは、奇蹟の水が湧き出ることで有名な聖地ルルドへのツアーに参加する。そこには、病を抱えた人や、家族を亡くして孤独な老人、観光目的の主婦たちなど、奇蹟を求めて様々な人たちが参加していた。そんな中、別段熱心な信者でもなかったクリスティーヌに奇蹟が起こる。立って歩けるようになったのだ。オシャレをして意中の男性とも急接近し、“普通の女性”としての喜びを実感する彼女だったが、その出来事は、周りの人々の羨望や嫉妬といった様々な感情を引き起こすこととなる…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ルルドの泉」と言えば、誰でも知っている奇跡の場所。
でも、名前くらいは知っているけれども、どんな場所か、なにがどう奇跡なのか、そこで巡礼者たちはどんなことをしているのかなんて、詳しいことはほとんど知らないのではないでしょうか?

ストーリーは、ルルド巡礼ツアーに参加した人たちの間に起こった出来事。最初から最後までツアー中のお話なので、ルルドがどんな場所かというのを垣間見ることが出来て、興味深かったです。

終始静かなトーンで話が進む中、謎めいたシーンがあちこちに散りばめられていて、後になってから「あれはどういう意味だったのだろうか?」と、考えさせられます。

見てから5日もたっているのですが、今だに、ふと「あ、そうか。あの場面であの人がこう言ったのは、こういうことだったのかな?」などと考えてしまいます。結構、身につまされる部分があります(笑)

この映画から受け取るものは、人それぞれなのかもしれません。

こう例えてしまうと、見ていない方に変な誤解を与えてしまうかもしれませんが、私の中では、自分が好きなM・ナイト・シャマラン監督作品や「ツインピークス」(デビッド・リンチ)に通じる面白さがありました。

もう一回みたい。

posted by HANA at 11:02| 旅行・イベント・おでかけ記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月08日

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法」・・・これ、本のタイトルなのですが、この本をご存知無い方は、このタイトルを見て、どんな内容の本だと予想されるでしょうか?

私は何年か前にこの本を買って読んだのですが、最初はタイトルの意味を勘違いして解釈していました。タイトルから私は、「自分が閉じこもっている殻を破って、新しいことに挑戦してみよう」的な本なのかな?と思いました。

でもこの本はそういう内容ではないんです(笑)

人間関係・コミュニケーションを良くするヒントを与えてくれる本です。もしご興味をもたれた方がいたら、どういう内容なのかは、本を読んでいただくか、Amazonの内容紹介やレビューを見ていただくとして・・・

私は、同じ本を何度も読むというのは、あまりないのですが、この本に関しては、時々、読み返したくなります。3、4回読んでいると思います。読み返したくなるのは、人間関係でのトラブルに直面しているような時という訳ではなく、「たいして大きな問題がある訳でもないのに、なぜか周囲の人に対してイライラしてしまう時」のようです。

他人の言動が、なにもかも自分を責めているように感じたり、「あの人は私のことが嫌いなんだろうな」とか「みんな本当は私のことバカにしているんだろうな」とか、被害妄想的になり、他人の幸福が妬ましくなったり、人の親切を素直に受けとめられなくなったり、しまいには、テレビを見ても新聞を読んでもネットをやっても、なにもかもにいちいち腹が立つ・・・そんな時(^_^;)

きっと、そういう時って、自分がしたいことをしていない時、しようと思っていることをできないでいる時なんだと思います。自分が自分を裏切っている状態。それが、この本で言う「箱」に入っている状態です。

イライラするのは誰のせいでもなく、自分自身のものの見方、考え方の問題であるのに、なかなかそれに気づけず、負のスパイラルに陥りがちです。

この本は、ストーリー仕立てになっていて、読み進むうち、そんな負のスパイラルからいつのまにか脱出させてくれる感じがします。主人公がエリートビジネスマンのストーリーで、「ビジネス書」に分類されるようですが、ビジネスマン向けのハウツー本という訳ではありません。

普通の自己啓発本なら、1度読んで内容を理解したら、あとはエッセンスの部分だけを見直せばすむことなのですが、この本に限ってはそれではダメなような気がするのです。「読み進むうちにいつのまにか理解している」というのがいいのではないかと、私は思っています。

Amazonのレビューを見ると、評価が低い人のコメントに「やたら長くて、結局なにがいいたいのかわからない」「表現が回りくどい。単刀直入にまとめてほしい」というのがありました。

でも私は、この回りくどいところがいいと思っています。もしこの本の「言いたいこと」を箇条書きにしたものを読んでも、それだけでは納得できなかったと思うのです。頭では意味を理解できたとしても、心に沁みてこないと思うんです。

なぜ、この本を思い出したのかと言うと、少し前の日経メディカルに「家庭が崩壊する前に読む本」という記事があって、「何だ、それは?」と思ったら、この本のことだったので(笑)

私の場合は、そんな大げさなものではなく、もしこの本に自分なりのタイトルをつけるとしたら「自分が毎日を機嫌よく暮らすための本」というくらいの感じですが。

自分の小さな「箱」から脱出する方法
自分の小さな「箱」から脱出する方法
原題:Leadership and Self-Deception: Getting Out of the Box
posted by HANA at 22:46| 本(書籍) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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