2006年07月30日

蔵フォト:その2(ゆりかもめ)



「その1」と同じく「高さの違う棒が2本」なのがおかしい。

さてこれは何でしょう?

いつかの冬の朝の荒川土手。「ゆりかもめ」がいっぱいいました。
この棒はたぶん、旗をたてるためのポールなんだと思います。
2本の棒に一羽づつ、ゆりかもめがとまっていたのが、かわいらしくて写真を撮ったのだと思いますが、この画質では、何だか全くわかりません(笑)

でも、こんな写真でも、自分にはあの冬の朝の空気や気配を呼び戻すことができるから不思議です。

え?「ゆりかもめ」って電車かと思った?

鳥ですよ、鳥。都鳥(みやこどり)とも言います。
東京都の都庁・・・じゃなくて都鳥(都の鳥)は都鳥なんだけど、これって、シャレなの??

「ゆりかもめ」「みやこどり」は冬の季語です。

・・・さて、いよいよ夏も本番ですね(笑)

posted by HANA at 11:45| 旧mixi日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月28日

蔵出しフォトギャラリーその1(シルエット・ロマンス)



ケータイの写真を整理していたら、こんなのが出てきた。
前の携帯のときにとったものなので、暗いし画質も悪いけど、なんかそれがまた味わい深くもあり、妙に気に入った一点。

さて、これは何でしょう?

粗悪な安物の割り箸を割ったら、パキンと割れなくて、ストリング状になってしまったんですね。それが、なんとなく、ラブラブなカップルという感じ。影絵風のシルエットで撮ろうと意図して撮ったわけではないけど、偶然こんなふうになりました。なかなかロマンチックというかエキゾチックというか。

・・・て、見えるのは私だけでしょうか。

(「その1」というからには「その2」もありますね、きっと)
posted by HANA at 18:05| 旧mixi日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天然素材の蚊取り線香

ガラスかとり.jpg蚊取り線香の煙って、独特の郷愁を誘いますよねえ。日本の夏の風物詩の代表格って感じ。

煙も匂いもないリキッドやマットなども使っていたことがありましたが、ここ数年は蚊取り線香を愛用しています。

そして無香料・無着色、天然素材の蚊取り線香を使うようになったら、一般的な緑色の蚊取り線香は、香料がキツく感じて使えなくなってしまいました。

ライオンかとり.jpgこの写真のパッケージは今使っているものですが、とってもレトロでお気に入り(「菊精渦巻」ライオンケミカル株式会社)。これは去年、生協で買った残りで、また欲しいと思っているのですが、今年は同じものは生協のカタログに載らない。復刻版で限定販売だったのかな。

まあ別に、蚊取り線香そのものは、そんなにこだわりがあるわけではなく、どこのブランドでもいいので、これが無くなったらまた、生協で無香料・無着色を買うかな・・・

あ。ネットで探したら、あった!(笑)
↓↓
天然除虫菊配合の人に優しい菊精渦巻蚊取線香

ところで、これは蚊取り線香に限らず、洗剤、化粧品、食品その他なんでもそうですが、「自然素材」「天然成分」とか「植物由来」とかをウリにしている商品も意外と要注意だと思うのです。健康志向の現代人(つーか、私?(笑))はこういう言葉に弱いので、キャッチフレーズやパッケージにそういう文字が大きく書かれていると、イメージだけで「なんか体に良さそう」と思ってしまいがちなのですが、それだけで安心してちゃいかんのですよね。だって天然素材が原料であっても、それにたくさんの化学物質を足したり、変な加工方法してたりするかもしれないですものね。そういうことはたいてい虫眼鏡で見なければ見えないような小さい表示で書いてあるもんです。

とはいうものの、あんまり神経質にもなりたくないですけどね。

猫かとり表.jpg
猫かとり裏.jpg蚊取り線香を使う楽しさは、蚊遣り(かとりせんこうの入れ物)をいろいろ選べることにあります。やっぱりあの代表的なブタさんのやつが1つはあったほうがいいかなと思いつつ、持っていません。なんかあれって、足元が不安定な気がして(笑)この猫ちゃんは安定感が気に入って買いました。

裏面がこんなふうになっていて、
ここから線香を入れます→


この話の続報があります
posted by HANA at 15:02| お気に入り・おすすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

毎日気軽にアロマテラピー

先日、掲示板で「(イライラ解消に)アロマはいいと聞きましたが何から始めたらいいのかわからない」という話がありましたので、私のアロマ(エッセンシャルオイル)利用方法をご紹介してみます。

そのとき掲示板にも書きましたが、アロマテラピーは、あまりむつかしく考えず気軽に試してみるといいと思います。
○○のエッセンスは××に効果がある。。などと、それぞれに効用があって、自分はどのオイルを使ったらいいんだろ?って考えると、どれを選んだらいいか迷ってしまいますが、私が以前何かで読んだところによると、単純に自分が今、魅かれる香り、好きな香りを選べばいいのだそうです。魅かれる香りにはちゃんと、今の自分を癒してくれる力があるのだそうですよ。好きな香りをかぐだけなら、簡単ですよね。

一番一般的な使用方法は、アロマポット(オイルウォーマー=オイルを入れた水を下からろうそくの火であたため、香りを拡散させる)を使うものだと思いますが、アロマポットなどの特別な器具がなくても、オイルをちょっとハンカチなどにつけて吸い込むだけでOK。深呼吸にもなっていいですね。

<<毎日のいろんなシーンでアロマオイルを>>

アロマテラピーというと、おしゃれなポットでオイルをたいてゆったりくつろぐ、とか、日常を離れてサロンでマッサージやリフレクソロジー、なんて、ゴージャスでロマンチックなものをイメージする方もいらっしゃるかと思いますが(いや、実際にそういう利用方法をする方が多いのでしょうか?)、私の場合は、ごくごく日常的に、実用的に、アロマを使っています(笑;)

◆寝ぐせなおし、兼、床掃除

霧吹きに水とエッセンシャルオイルを入れたものが洗面所に置いてあります。
髪をとかすときに、これをシュシュっとかけます。しゃきっと目がさめます。
シュシュっとやったときに周囲の床にも水がこぼれますから、これをフローリングワイパーでふき取れば、洗面所の床掃除にもなります。
このスプレーはとにかく、何にでも使えます。
お部屋にシュシュは、冬に暖房していて部屋が乾燥しているとき、加湿にもなります。
真夏の暑いときは、霧吹きを冷蔵庫に冷やしておいて、頭からかけたら涼しいし(笑)
水ぶきをするときの雑巾バケツにオイルを一滴入れるのもいいですね。

◆炊事に

私は炊事(お茶碗洗うの)が嫌いです。嫌いなので、つい後回しにして、洗い場にお皿やコップがたまってしまい、ますますイヤになるということのくりかえし(笑;)
「あーやだなーもう。でも洗わなきゃ」というときは、景気づけに(?)台所の洗いオケに、まずエッセンシャルオイルをポトンと一滴。
洗い物ものを始めると、オイルの香りがたちのぼってきて、ちょっと楽しくなってきます。

◆掃除機フィルターに

掃除機の紙フィルターにオイルを一滴たらしてから掃除を始めます。後ろの排気口から空気が出るときに、香りが広がります。防虫効果、消臭効果のあるエッセンシャルオイルなら、紙フィルターの匂いやダニなどを防ぐことも期待できるのではないかと思います。

◆洗濯物を部屋干しするとき

梅雨の季節などは、部屋干した洗濯物のにおいが気になることがありますよね。こういうときも、アロマポットでオイルをたくと、部屋がよい香りになるだけでなく、空気の浄化、洗濯物の除菌にもなるのではないかと思います。こういうときにはユーカリ、ローズマリー、ティートリーなど、キリっとした強い香りを使います。

ここまで書いてみて、自分で気がついたのですが、私の場合、家事(炊事、洗濯、掃除)が嫌いなので、楽しみながらできるようにアロマの力を借りているってことですね。

◆番外編:散歩のとき・・・

お散歩コースの遊歩道に、ローズマリーがたくさんあるところがあります。よそのお宅の庭先の鉢にミントがあったりもします。そこを通るときに、葉をつまんで香りをかぐとスキっと良い気分。枝を折ったり、花や葉っぱをもいだりしなくても、葉っぱをちょっと強めに指ではさんだら、指に香りがうつりますので、「花泥棒」にはならないでしょ?(笑)(香泥棒??)
この間などは、歩いていたら突然目の前に、小さな緑の丸いものが上からポトンと落ちてきました。何かと思ったら、 夏みかんか何か柑橘系の果物の若い実でした。それを拾って匂いをかいでみると、レモンやゆずのようなフレッシュな香りがしました。へえ、こんなこともあるんだな、と、うれしくなりました♪(ちなみに、うちって、いちおう東京23区内ですヨ)

上記を参考に、あなたの生活の中にも、気軽にアロマを取り入れて楽しんでみてください。

アロマポット.jpg<<私がよく使うアロマオイル>>

・ペパーミント(ハッカ油)
シャキっとしたい時、やる気を出したいようなとき

・グレープフルーツ
落ち込み気味のとき、楽しい気分になりたいとき

・ローズマリー(またはユーカリ、ティートリー)
上記で紹介したような、空気清浄効果、除菌、防虫効果をついでに期待したいようなとき

好みの匂いは人によって違いますから、あくまでもご参考まで。
また、自分の症状や状況にあったオイルをきちんと選びたいという方は、参考書籍などで研究してみてください。

ちなみに、あまりお値段の安いオイルは、品質もよくない場合が多いので、ケチらないほうがいいです。
ただ、家事に頻繁に使うミントに関しては、私は薬局で売っている「ハッカ油」を使っています。
エッセンシャルオイルよりずーっとお安いので、惜しみなくバンバン使えます。

★注意事項
エッセンシャルオイルは濃縮された純度の高いものなので、基本的に原液を肌に直接つけたり、口に入れたりすることは禁止されています。
希釈されたものでも、肌に触れる使用法の場合は、肌のの弱い人、アレルギーのある人などはお気をつけください。特に柑橘系のオイルは肌につけたあと直射日光にあたるとよくないものがあります。
赤ちゃんや小さいお子さんのいるご家庭では、子供が誤飲したりしないよう、取扱いにご注意下さい。

★★乳がん患者ならではの注意事項
体験者が伝える乳がん安心!生活BOOK―治療中にいちばん知りたい生活情報とアイデア」より

エストロゲン様の作用をもつオイル(下記)は、乳がん患者は使用を控えた方がよいとのこと。

 クラリセージ、セージ、ニアウリ、サイプレス、フェンネル、
 ジャーマンカモミール、アニス、スターアニス

また「抗がん剤治療中でも、治療に影響を及ぼすことはないと言われているが、においに敏感になっている時は控える」とあります。

<<参考資料>>

書籍
はじめてのアロマテラピー 
心と体をケアするアロマテラピー―自然な「わたし」を取り戻すためのアロマ・レシピ集
posted by HANA at 16:24| ココロとカラダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

時間をはずした日



今日は「13月の暦」で「時間をはずした日」。
どの月にも週にも曜日にも属さない日。

そして13:31(!)頃、獅子座で新月。
西洋占星術では、新月は「物事をスタートさせる」のに良い時で、お願いごとが叶いやすい日でもあるそうです。

獅子座の新月で実現しやすいお願い事のキーワードは、
 愛とロマンス・創造力・寛大さ・祝福・遊び・
 尊厳・決断力・短気・傲慢
だそうです。

なんか、とにかく今日は、新しいことを始めたり、計画したり、夢見たりするにはよい日ということのようです。

明日からはじまる(マヤ暦の)新年。
どんな年になるのかな〜 わくわく♪
posted by HANA at 16:12| 旧mixi日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

Yogi Tea 「バニラ・ヘーゼルナッツ」



新しく買ったわけでなく、久々に思い出して飲んでみたのですが。

これは、名前の甘く香ばしいイメージからは程遠く、慣れない人にはちょっときついスパイスティです。

他のヨギティのスパイスティを飲んだことがある人が飲めば、「ん〜。ほのかにバニラとヘーゼルナッツの香りがするわね」なんてことになるのかもしれませんが、あんまりよくわからないまま、名前だけのイメージでこれを買ってしまったら「ぬあんじゃ、こりゃあ!」となる味(香)。
ベースとなるスパイスの香りが強烈すぎるので、バニラとヘーゼルナッツの香なんて、どこへやら、という感じです(笑)

私はシナモン、ジンジャー、ブラックペッパー、この辺は好きなので、いいんだけど、クローブだけはどうも苦手。買うときにクローブがはいっているかどうか、確かめないとね;

でも、体が冷えて調子が悪いときなんかは、ホットミルクで甘くして飲むと、結構いいです。

posted by HANA at 12:53| 旧mixi日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

アップダウンショットによる花入り茉莉仙桃





花入り茉莉仙桃(はないり じゃすみんせんとう)無印良品

茶葉が玉になっていて、お湯に入れると水中花みたいに開きます。こういう中国茶は他にもよくありますが、これは花(紅巧梅花)がそのまま仕込んであって、開いたらその花の部分が真ん中になります。写真ではちょっと見えづらいかな。

綺麗というより・・・ちょっとグロテスクな感じ。
玉の状態のときも、なんだか妖怪風(笑)
(でも、例によって買わずにいられない)

味は普通のジャスミン茶でした。

左の写真はケータイのカメラに「アップダウンショット」なる機能があることに気がつき、試してみました。2枚分の写真を1枚にするということです。左右に2枚に分けることもできる。(そんなの、いまどき普通ですか?)
posted by HANA at 17:53| 旧mixi日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

13の月の暦

「13の月の暦」というものがありまして、それによると私たちが普段使っているカレンダー(グレゴリオ暦)の7月26日が「13の月の暦」の1月1日なのだそうです。
なので、今日は7月20日ですが、「13の月の暦」でいうと「もうすぐ新年」ということになります。
「13の月の暦」では1ヶ月が必ず28日で、28日×13ヶ月=36贈日。1年の最後の一日はどの月にもどの週にも属さない「時間をはずした日」というものなのだそうです。(グレゴリオ暦の7月25日)

「13の月の暦」はマヤ暦をベースにしたもので(マヤ暦そのものではない)、なかなか奥が深く、数学的思考ができない私にはとても全容は理解できませんが、結構この暦のコンセプトや関連する事柄は興味深いものです。また、難しいことは別に理解しなくてもよく、とにかく使ってみることに意義があるそうですので、気楽です(笑)

この暦のことは以前から知ってはいましたが、それほど関心はなく、使ってみようとまでは思ったことがなかったのですが、たまたまこのところ仕事を休んで「夏休み」中の私は「毎日が時間をはずした日」状態で、そんなときに、購読しているメルマガで「もうすぐ13の月の暦の新年です」という話が載っていたので、今の私の状況にはこの「新しい年がはじまる」という感覚がとてもしっくりきたので、これを機に「13の月の暦」のカレンダーを使い始めてみることにしました。

「13の月の暦」を使うと何がどうなるのか、というのは、まだ私にもわかりませんが、このところ13の月の暦関係の書籍やサイトなどをいろいろ見ていてわかってきたこと、私の中ですでに感じていることは、そもそもまず「カレンダー」という、人が決めたひとつのある枠組み(規則、基準、約束事?)からはずれてみる、それを疑ってみる、ということの面白さです。

現在あたりまえのように使っているカレンダーですが、世界中の多くの国で採用されているグレゴリオ暦が日本でも使用されるようになったのは、明治の初め、ほんの最近のことです。新暦(太陽暦)と旧暦(太陰暦)のズレや矛盾は誰もがなんとなく感じていることなのではないでしょうか。(何で真夏の暑いときに「立秋」なの?とか)

まあ、とりあえず、グローバルな社会では同じカレンダーを基準に物事をすすめなければ何もできないわけなので、便宜上「標準時間」「標準暦」があったほうがいいわけなのですが、それとは別に、自然のリズム〜月の満ち欠け、四季、人間や動物の体が持つリズム〜を実感しながら毎日を過ごすというのも、大切なことなのではないかと思います。それによって、自分も健康になり幸せになり、地球全体の為にもなるとしたら、「13の月の暦」はまさにロハスな暦だと思います。

「13の月の暦」については私もまだまだわからないことだらけで、どういうものなのかうまく説明できませんので、興味をもたれた方はぜひ、下記の書籍やサイトなどをご参照ください。

【書籍】
 ■「宇宙の暦は13ヵ月」 小原 大典 (著)
 ■「マヤン・カレンダー―13の月の暦」 高橋 徹 (著)

【サイト】
 ■「13の月の保育園」
  http://www.iprema.net/13moon/
 ■『13の月の暦』びぎな〜ず ぺぇじ(「水晶の日の円卓」内)  
  http://www.suisyounoentaku.com/bigin/bigin.htm
 ■PANジャパン・ライブラリー
  http://www.panlibrary.org/

【カレンダー入手先】
 ■こよみ屋 (13の月の暦のカレンダー、手帳などを取り扱う
 http://www.koyomiya.com/
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2006年07月13日

乳がんホームページの舞台裏

少し前に私が管理している「乳がん掲示板」に、

> もう、乳がんではないのに、このサイトの充実したコンテンツを保っているのはさぞかし大変だと思いますが、お暇がありあまっているのか、ボランティア精神が旺盛なのか、自己顕示力が人一倍強いのか、そのパワーには圧倒されています。
>
> もちろん、ふつーの患者さんとは温度差が激しいとは思います。これからは、乳がんにはとらわれず、病気以外の趣味をついやすとか、家族と過ごすとか、もっと有効的な時間の使い方をした方がよいのでは?
>
> いつまでも、病気にとらわれるのはよくありませんよ。
> もう、一歩、踏み出しましょう。


こんなことを書かれまして、さすがにちょっと凹みました(笑;)
(すぐに他の方が「応戦」してくださったのは、とてもうれしかったですが)

上記の投稿をされた方はご覧になっていらっしゃらないかと思いますが、もしかして同じようなことを多くの方に思われているのだったら、いやだなあ、と思うので、ここでちょっと言い訳をさせてもらいたいと思います。

まず投稿された方は「もう、乳がんではないのに」と書かれていますが術後10年たっても私は「自分はもう乳がんではない」という風には思えません。

私の場合、早期発見で治療もラクでしたし、治療の副作用も後遺症などもほとんどなく、再発の心配もあまり必要ない状況で10年を過ごしてきました。でも、そんな私でも、いまだに「自分はもう乳がんとは無縁だ」とは思えません。癌という病気は、どんなに軽症だったとしても、治療が成功してその後の経過が良好な人でも、自分が癌を体験したことを忘れて生きる、なんてできないのではないでしょうか。少なくとも私はそうです。もちろん年がら年中、自分の病気のことを考えてクヨクヨしているわけではありませんが、心のどこかにはいつも多少なりとも不安や恐怖は存在しつづけるものだと思います。でもそれは決して「いつまでも病気にとらわれている」ということでは無いと思います。

それから、私がサイト運営を精力的に行っているように見えるのだとしたら、それには理由があります。

1つには、私は職業がWeb製作者だからです。乳がん発覚当時はシステムエンジニアとして会社勤めをしていましたが、術後しばらくして退職し、フリーでWeb制作の仕事をするようになりました。つまりホームページの制作や運営にかかわる仕事です。

ですから、ホームページの更新や運営は、わたしにとっては仕事の延長線で、ごく日常的な行為のひとつであるといえますし、自分のホームページ運営での経験が仕事のヒントになることも多く、最近はアフェリエイト広告で多少の収益もありますから、言ってみれば趣味と実益を兼ねているといえるのかもしれません。もちろん営利目的でサイトを運営しているわけではありませんが。

もう1つ。最近は結構頻繁に更新をしているように見えるかもしれませんが、更新しているのは、だいたい「ニュース」「イベント」「」「リンク」ばかりです。この部分は実は、特に苦労して情報を集めているということではなくて、自然に入ってくる情報をただ掲載しているだけ、という感じなのです。

これについては、私は6年ほど前から朗読(音訳)ボランティアをしておりまして、私が所属しているグループは視覚障害者向けに新聞の医療記事を朗読してテープ録音する作業をしています。この為にいつも医療記事を集めていますので、自然に乳がんに関する最新の情報も集まります。掲載するニュースに読売新聞のものが多いのは、私が音訳しているのが読売新聞の医療記事だからです。

・・・というわけで、私は「もう、乳がんではないのに/いつまでも乳がんにとらわれて」いる訳ではありませんし、「お暇がありあまっている」訳でもありませんし、私なりに「有効的な時間の使い方」をしているつもりです(笑)

一時期は確かにサイトを続けていくことが、とてもしんどく感じることがありましたが、最近は仕事やボランティアのひとつとして、割り切って淡々とこなせるようになりました。「淡々とこなす」などというとなにやら冷たい感じがしますけれども、それくらいの距離感でないと精神的にしんどくなってくるのも確かなのです。

最近は掲示板にもあまり書きこみをしませんし、個人的な日常生活のことなどはあまりホームページには掲載してきませんでしたので、来訪者の方の中には私のことを単なる「管理人」としか思っていない方もいるのかもしれません。

でも私としては、いつまでも、同じ病気の仲間としてホームページにかかわっているつもりです。だから「がんばれ」ではなく「一緒にがんばりましょうね」そして「もっと幸せになろうね」という気持ちなんですヨ。
タグ:乳がん
posted by HANA at 18:49| 乳がんと私とインターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

10年目の私

私はもともとはソフトウエア会社でSE(システム・エンジニア)をやってたのですが、乳がん術後に退職し、フリーでWeb制作などの仕事をここ10年ほどやってきました。

最初はとても理想的な毎日と思えました。仕事はコンスタントにあって、でもそれほど忙しくもなく。

ところがここ数年は、仕事のストレスがまた大きくなってきていました。自宅が仕事場なので、ほとんど人に合わず、マイペースでできる仕事とはいえ、最近はメールでの仕事のやりとりが当たり前になってしまったので、レスポンスの速さを要求されるようになってきました。仕事量もどんどん増え、長年の間に、しがらみも増えました。毎朝パソコンを立ち上げると、未処理メールの山にうんざりするようになっていました。

フリーとはいえ、結局、ある取引先の専属のようになってしまっていて、抜けるに抜けられないような状況でした。仕事そのものの負担、不満やストレス。しんどいな、と本気で思い始めたのが3年ほど前だったでしょうか。

でも、なんとか自分をだましだまし、前向きに取り組んできたつもりだったのですが、あるきっかけを機に今年5月、ついに私は、今の仕事を一旦全部手放す決心をしました。

だって今の状況はまるで・・・10年前、乳がんが発覚したときの自分と同じではないか、と思って、ちょっと怖くなったのです。

乳がんがわかったとき、私はどこかで「こんな生活をしていたら癌になってもしょうがないかもね」と納得してしまったところがありました。仕事も会社も大嫌いだったのに、やめるにやめられず、いやいやながらも、収入源だから、やめたら人に迷惑がかかるから、それなりにいい仕事だから、新しいことをまた一からやるのは大変だし、と、無理やり言い訳をして、自分をごまかしていた。

闘病日記に“この病気は私に「立ち止まって人生を考え直しなさい」という神様からのメッセージなのだと思っている。”と書いているけれど、言い方を買えれば、私は、癌というハンマーで神様に頭を殴られるところまでいかなければ、自分で自分を痛めつけるような生活を変えることができなかったのでした。

もう絶対、そんなことはやめよう、って思った。
したいことをして、したくないことはしないで、楽しく生きようって、心に決めた。

それなのに・・・・のどもと過ぎればなんとやら。
いつのまにか、また、同じことをくりかえそうとしていた;

ちょうど今月は乳がんの手術からまる10年の月です。(1996年7月31日が手術した日)
とにかく私は、今月は仕事を一切お休みすることにしました。
10年生き延びた自分へのご褒美とお祝いです。

それにしても、なんて学習能力のない私なのでしょう。
でも今回はハンマーで頭をぶん殴られる前に気づけたから、まだよかったといえるかな(笑)

ロハスがどうの、なんてブログを書いている手前、非常にお恥ずかしいことなのですが、実は私のこのところの毎日はまったく健康的な生活からはかけはなれていました。
ストレス解消のために、酒量は増え、時間がないからと加工食品やジャンクフードを食べることが増え、「本当は健康的な生活をしたい」という理想があるから余計に、そうでない今の自分に対して自己嫌悪がひどく、「これじゃいけない、いけない」って思えば思うほど、それがプレッシャーになって、ますます乱れた生活になってしまっていったようです。

だからここに書けるようなことが、なかったのです;
もし『HANAさんは玄米食べたりして、健康に気をつけた生活をしているから元気なんだ』って思ってた人がいたら、ごめんなさい(笑)

「まったりライフ」は理想で、現実は全く違うものでした。

と、カミングアウトして・・・

これから、ちょっとずつ修復していって、理想と現実のギャップを埋めていきたいと思います。
タグ:乳がん
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2006年07月02日

7月 新たな気持ちで・・・

最低にして最高の道

           詩:高村光太郎

もう止そう。
ちいさな利欲と ちいさな不平と
ちいさなぐちと ちいさな怒りと
そういううるさい  けちなものは
ああ、きれいにもう止そう
わたくし事の いざこざに
見にくい皺を 縦々よせて
この世の地獄に 住むのは止そう

こそこそと 裏から裏へ
うす汚い 企みをやるのは止そう
この世の 抜け駆けは止そう
そういう事は ともかく忘れて
みんな一緒に 大きく生きよう。
見えも かけ値もない裸の心で
らくらくと、のびのびと
あの空を仰いで われらは生きよう。
泣くも笑うも みんなと一緒に
最低にして 最高の道をゆこう。
posted by HANA at 14:46| 旧mixi日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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