
私も
BCSC(Breast Cancer's Survivors Chorus)メンバーの一員として出演させていただきましたクリスマスコンサート「
亀渕友香&VOJA Christmas Gospel Night 2011」が12月22日に無事終了しました。
(実はBCSC的には失敗もあって、無事でもなかったのですが。。。それは置いといてー(笑))コンサート本番は、本当に「あっ」という間に終わってしまって、終了後も妙なコーフンとハイテンションのまま、なんというか、あっけにとられたままの状態でいたのですが、日常に戻って落ち着いて、振り返るともなく振り返っていると、いろんな事が、ありがたくてありがたくて、じーんと泣けてきます。
当日は自分のことで精一杯で、流れについていくのがやっとで、よく考えてみることもできなかったのですが、改めて考えてみると、私達BCSCは、去年発足したばかりの素人グループであるにもかかわらず、13年も毎年続いてきた亀渕友香&VOJAのクリスマスコンサートでVOJAファミリーの一員として、なおかつ今年50周年の歴史ある東京文化会館の、客席数が2300もある大ホールというすごい舞台に立たせてもらえて、歌わせていただくことができたなんて、やっぱり、あり得ないような、とんてもない話だなあと、しみじみ思います。
このクリスマスコンサートをいままで観客として見たことすらなかった私は、実際に本番を体験するまでは全体の構成も雰囲気もよくわかっていなかったのですが(リハーサルはありましたが、そこでは全体像は完全にはつかめないのです)、今回は私達がこれまで出演させていただいたステージと比べ、格段にレベルが高い感じがしました。まあ、今までだって十分に恐れ多い場に立たせてもらってきたのですけれどもね。
亀渕友香さんとVOJAの歌の素晴らしさは、大前提として言うまでも無いことなのですが、今回は視覚的にも、出演者の出ハケのしかた、並び順、立ち居地、背景に映し出される映像やライトなどなどが細かく美しく計算されて、本当に全体がひとつの「ショー」なんだなあという感じ。(なんてったって、総合演出・高平哲郎さん、舞台美術・朝倉摂さん!)
私達BCSCがこのコンサートに出演させていただけるということは、秋頃に決まっていて、クリスマス曲の練習は10月からスタートしてはいたのですけれども、その2曲は、他の大勢の市民クワイヤーさん達と一緒に歌うもの。
実は、BCSCがBCSCとして単独で、持ち歌の「Just Stand Up!」を歌わせていただけるのかどうかは、かなり直前まではっきりしていなかったんです。『歌えるかどうかはわからないけれども、一応自主練しておきましょう』という感じで、レッスンのメインはクリスマス曲でした。
このようなコンサート出演の経験もなく、音楽の世界に疎い私は、「こんなに間際まで曲目が決まらないなんて、どういうことなんだろう??」「こっちは素人なんだから、急に歌うとか歌わないとか言われても困るよ〜早くはっきりしてくれないかなあ」なんて、思っていたのですが、今ならなんとなくわかる気がするのです・・・。
あの緻密に計算されたクリスマスショーの流れの中に、素人のおばちゃん軍団とも言えるBCSCが歌う「Just Stund Up!」(♪たとえくじけそうでも、心配なんていらない。少しの希望と笑顔があればDon't Give Up! ともにJust Stand Up! 〜なんていう歌詞)という曲を組み込むには、かなり無理があったんじゃないかと思うのです。
だからきっと、私達BCSCがこの歌を歌えるようにと、裏で応援して、助けてくださった方がいるに違いないのです。その人たちは、恩着せがましくそのことを私達に言ったりはしません。だから、私達は、分不相応の場に立たせてもらいながら、まるで自分ひとりの力でそこに立っているかのように思い上がってしまいがちなのだけれども、実は、私達はそういう多くの人に陰でたくさん支えられてこそのBCSCなのです。
そのことを思うと、本当にありがたくて、ありがたくて、泣けてしまいます。
本当に、本当に、ありがとうございます!
(と、ここで叫んでもしょうがないので、この恩は、これから益々精進することでお返しするしかないのですが。。。)
そして、それは、今回のことだけじゃないのです。
そもそも私達が去年の12月、はじめての舞台に立てたのも、その後もひきつづきBCSCとしての活動を続けていられるのも、亀渕先生、VOJAのみなさん、亀渕先生の事務所TMPのみなさんの多大なるお力添えなくしては、絶対にあり得ないことだと思います。
私が事情を知っている範囲のことだけでも、BCSCの発足やその後の活動の裏では本当に色々な方が、心をかけてくださって、助けてくださっています。私の知らない部分で、きっと、もっともっと多くの力が働いているのだろうと思います。
そしてBCSCを立ち上げてくれたYさん、Yさんを後押してくれた周囲の人、勇気をもって一歩を踏み出したBCSCのメンバーひとりひとり、それから、私がBCSCに参加するきっかけを作ってくれた人、参加しようという気持ちが起きるような伏線を作ってくれた人・・・
本当に、誰一人が欠けても成り立たなかった、まったく奇跡のようなことなのです。
BCSCの私以外のメンバーさんに関しては、他でもコーラスの経験があったり、ちゃんと音楽のお勉強された方や歌の上手な方もいると思うので、一概には言えなですが、少なくとも私自身に関しては、歌の能力、音楽の素養は全くなく、乳がんサバイバーであることが唯一の参加条件のBCSCと出会わなければ、今回のような舞台とは全く縁の無い人生だったはずなのです。
これをキャンサーギフトといわずして、何というのでありましょうか?!
・・・
さて、ここからは、ちょっとスピな話になっちゃうけど、書いておきます(笑)
本番中私は、ランナーズハイならぬシンガーズハイみたいな一瞬を体験したんです。
ほとんどの部分は、歌詞を間違えないように、変なところで自分だけ飛び出してしまわないようにと、必死な感じだったのですが、ある瞬間ふと、一緒に歌っている仲間も、2000人の客席もみんな消えて、自分だけが薄暗い中にぽつんと立っているような感じになった時があったんです。
「あれー?私、なんでこんなところにいるんだろう?」と、ぽわ〜んというか、楽しくて、ああ、気持ちいいなあ〜♪という感じ。恍惚感?とでも言いますか。
するとそのとき、客席後方の高いところから光が一筋、舞台に向けて差し込んできました。これは私の妄想じゃなくて、本物のライトです(笑)
その光が差す方を見上げた時、「ああ、神様ってほんとにいるんだな」と、思ったのです。
(※ゴスペルを歌っているものの、私はクリスチャンではないので、ここでいう「神様」とは「人智を超えた大いなる力」のようなものの仮称です)そして、「わたしは、ここに、いる」と、思いました。
私はいつだって、こんなにも護られている・・・。
不思議な安心感をもらいました。
・・・
Joyful, joyful, Load we adore thee,
God of glory, Lord of love
hearts unfold like flowers before thee,
hail thee as the sun above.
Melt the clouds of sin and sadness
drive the dark of doubt away, drive the way
Giver of immortal gladness, fill us
fill us with the light of day!
(ジョイフルジョイフル 私たちは主を讃える
栄光の神、愛の主よ
主の御前で私たちの心は花々のように開く
太陽のごとき主
罪と悲しみの雲は溶け、
疑惑という暗やみは追い払われる
永遠に続く喜びを与えてくださるお方よ
満たしてください
私たちを光で満たしてください)
Very Merry Christmas !!!
(日暮里駅 手作りトナカイさんたちのクリスマスツリー)